障害をお持ちの方に合わせた衣類を特別なものと捉えるか、ファッションの一部として捉えるかによってまったく違った製品になります。
特別なものとして見ると、機能性だけが突出して一般の衣類と比較して違和感を感じる製品となります。
特別な目で見られたくない・・・・・・・今流行の同じものが着たい・・・・・・
思いは、みんな同じだと思います。
お客様と同じ視線で判断することでまったく状況は変化します。
「手足に不自由さがあるけど今流行のおしゃれな服を着たい・・・・・・・・」
「ボタンだけはめやすなれば・・・・・」「ファスナーが楽に上下できたら・・・・・」
意外とそういった要望をデザインの中に入れてしまえばファッション性を阻害することはありません。
かえってファッション性の高いものが出来上がることさえあります。
2008年6月1日の車いすファッションシーでは、そういった要望を具現化することができました。
いかにも障害者の・・・・・・・といった内容にはしたくありませんでした。
障害があろうがなかろうがみんな一緒にクラブでかっこよく楽しんでいるイメージをステージで表現したかったのです。
車いすをお使いの約20名のモデルさん皆がそれぞれの個性を表現し、ステージ上でスポットライトを浴びる。とてもかっこよく、感動的なものでした。
ファッションショーの様子です


私は、障害者という言葉自体あまり使いたくありません。
ひとりひとりの個性と考えたいと思っています。
通常、身体障害者を英訳するとa physically handicapped personですが、アメリカ英語では「handicapped」は差別用語になるため使わない方が良いと聞いています。そのため、身体障害者をa person with a physical challengeと表したりしているようです。
日本語も障害者という言葉でなくいい表現がないものでしょうか?
本当の意味での「ノーマライゼーション」の実現を願っています。